interview
公共施設や商業施設、学校などにスピーカーやプロジェクター、スクリーンといった映像音響設備を取り付けるためのシステム設計を担当しています。例えば、画面の大きさや明るさ、音響のご要望など、お客様のニーズに応えられるような設計を目指しています。
CADを使用した製図作業がメインですが、実際に動かしたときの使い勝手やエラーが発生しないかなども検証します。
また、現場に赴き、関連業者やお客様と打ち合わせをすることも。打ち合わせでは、お客様のお話をしっかりヒアリングすることに心がけています。使う人の目線に立ち、「設置場所は本当にここが良いか?」「誰にとっても使いやすいか」などを考えながら、時には自分から最適な機器や設置場所を提案することもあります。 システムを構成するメーカー機器は新製品が続々と登場し、移り変わりが早いので、最先端の知識・技術を自主的に学ぶことも大切にしています。
大学時代、建築学科で建築音響学の研究をしていたんです。趣味でバンド活動もしていたので、音響設備に関心があり、学んだことと好きなことを活かせる仕事がしたいと思い、この業界に絞って就職活動をしていました。
映像システムは、面接のときから親しみやすい雰囲気の会社だな、と感じましたね。新人研修の際、会社から「新たなシステム提案のために自由な発想を求めている」と言われ、ルーティン作業ではなく、自分で考えたことを形にできる、新しいものを作れると感じ、ますます「自分に合っている」と思いました。
大学や大型施設のホールの大型スクリーンや多面マルチディスプレイなど巨大な映像設備、大音量スピーカーの設置に携わったとき、自分の手がけた設備が「非日常の空間を創り出しているんだ」と実感しました。
ホールのお客様が感動したり、喜んだりしている姿を見ると、「本当にこの仕事をやっていて良かった」と思います。
自分の意見を言ったり提案したりしやすい、風通しの良い社風です。設計をする上でも、個人の発想を尊重してくれます。
施工管理や営業といった他部署との連携も求められますが、お客様に常に最善の提案をしようという、ニーズに応えようという気持ちが一つになっていると思いますね。チームとして社員同士、支え合える風土だと感じています。
自分の好きなこと、やりたいことを大切にして、自分の長所を伸ばしていってほしいと思います。
私も音楽や研究で学んだことを実際仕事で役立てることができました。自分の好きなことを趣味や遊びの枠だけにとどめず、誰かにその素晴らしさを提供できるような活動をすれば、より、やりがいを感じられるし、きっとどんな仕事でも皆さんにとって役立つと思っています。
営業から上がってきた意見をもとに図面修正の指示を出します。
営業や施工管理のメンバーと図面を確認しながら意見交換をします。
現場責任者や家具業者と機器の取り付け方や位置について要望を伺います。
要望に合わせて独自のシステム図を作成し検証