interview
設計事務所様に設備プランの提案を行うのが、私の主な仕事です。
これから設計・建築する建物に、当社で扱っているAV設備を採用してもらえるよう提案する営業活動をします。どこでどんな建設計画があるかという情報をいち早くキャッチし、その建物の設計事務所様に必要なシステムを紹介します。
こういう条件のホールならこの機材が良いとか、複数の製品を提示して比較検討してもらうとか、お客様のご要望にマッチした提案を心がけています。
また、施工時には現場へ赴き、お客様と一緒に設置場所を確認するなど、工事がスムーズに進むようサポートもしています。
私には5歳と2歳になる子どもがいます。その子たちが生まれるときに、育児休暇を使いました。
当社は育児休暇制度がしっかり整っていますし、休みをいただく前にも「戻ってくるんでしょ?」と周りのみんなが笑顔で送り出してくれたので、安心して育休をもらえました。
現在は保育園の送迎があるので、時短勤務(9:30~16:30)で働いています。
子どもがまだ小さいので、急に具合が悪くなったり病気になったりして、仕事を早く切り上げなければならないこともあります。そのようなときでも、設計や技術の担当者にフォローしてもらうなど、みんなの助けを借りながら仕事と育児を両立できています。
こうした助けを借りるためにも、社内でのコミュニケーションがとても重要。自分にしかわからない情報がないよう、社内で綿密に打ち合わせを行い情報共有に努めています。
案件を進めていくと関係者がどんどん増えていくのも、この仕事の特徴です。
最初はお客様との打ち合わせからスタートしますが、やがて設計事務所が加わり、施工が始まると建築担当者や電設関係者などと打ち合わせする機会も増えていきます。
入社して間もないころは各担当者の整理がつかず、「この人にはどんな情報を与えればよいか」「いつ伝えればよいか」といったことがわからないまま話を進め、「その話、今はいらない」など、いろいろな方に怒られましたね。
関係者の立場や役割を整理しながら、TPOをわきまえたコミュニケーションも大切な仕事。それを上手にこなすことで、全員が円滑に業務を進められるということを戒めながら、今は業務に携わっています。
導入したAV設備で映像を見ているお客様の反応を見たとき。
完成して試写をする際、お客様や現場関係者が集まってきて「この大画面でワールドカップを見たいね」など、みんながわくわくされている姿を見ると、やってよかったなと思いますね。
導入後のサポートでも、「よく使っているよ」とか「別件で提案してほしいことがあるんだよね」といったお客様の言葉をいただくと、仕事へのモチベーションがアップします。
入社前に抱いていた会社のイメージが、実際に入ってみると違った…ということは、よくある話です。だからといって、すぐに辞めてしまうのは、もったいないと思うんですね。
私も、入社1年目にはできない自分に悩んでいたことがありました。でも、2年目になると全然違う悩みが出てきて、1年目の悩みが大したことじゃなくなる。それが3年、5年と続けていくうちに「面白い仕事だな」「自分に合っているな」とわかってきたのです。
苦労したり悩んだりすることがあっても、根気強く続ければわかる”面白さ”が映像システムにはあります。当社を目指しているみなさんにも、その面白さをぜひ見つけてほしいですね。
前日に商談したお客様からの要望や問い合わせを、設計や技術担当者に伝えるミーティングを行います。
見積書作成は、営業の大事な仕事の一つ。ミスのないよう確認しながら作成します。
お客様の立場になって、わかりやすく説明するように心がけています。
会社に戻り、今後のスケジュールや関係各所への連絡を行います。