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パワポのスライドサイズ 比較で納得おすすめ設定

  • レポート/コラム

PowerPoint® 2013以降スライドサイズの初期設定が「ワイド画面(169)」になっていますテレビモニター等で表示するプレゼン資料であればそのままでもよいのですが紙で印刷する場合は余白が多くなり出力イメージに違和感を感じてしまいます今回プレゼン資料をプロジェクターやディスプレイ画面へ表示した場合紙へ印刷した場合の見え方を比較しおすすめするPowerPoint® のスライドサイズ設定を考察してみます

スライドのサイズの設定について

PowerPoint® でスライドサイズを変更する場合はツールバーにある[デザイン]タブを選択すると右側に[スライドのサイズ]の項目が表示されます[ワイド画面(169)][標準(43)]以外のサイズを選ぶ場合は[ユーザー設定のスライドのサイズ]から詳細を設定することができます

表示領域の比較

プロジェクターディスプレイ印刷用紙それぞれに出力した場合の表示の違いを比較してみますプロジェクターやディスプレイは機種によりパネルのアスペクト比(解像度)が異なりますがプロジェクターは「1610ディスプレイは「169」と市場で一番シェアの大きい仕様をそれぞれ前提とします印刷用紙はA4サイズとします
※参考:「レーザー」or「ランプ」プロジェクター統計調査

画面表示する場合のおすすめ

講義やプレゼンでプロジェクターやディスプレイにPC画面の映像表示をする前提であればできるだけ画面に対して大きく表示したいと思いますのでプロジェクターがメインであれば「画面に合わせる(1610)」ディスプレイがメインであれば「ワイド画面(169)」のスライドサイズがおすすめです

用紙へ印刷する場合のおすすめ

用紙へ印刷する前提であればできるだけ紙面サイズにあわせて出力したいと思いますのでA4サイズで印刷するあれば「A4 210 × 297 mmのスライドサイズがおすすめです

画面表示と印刷両方する場合のおすすめ

プロジェクターやディスプレイにPC画面の映像表示と配布資料の印刷を一つのデータで兼用するのであれば映像と印刷物を見た時の差異や違和感を減らしたいと思いますので「標準(43)」もしくはA4 210 × 297 mmのスライドサイズがおすすめです

おわりに

スライドのサイズは後から変更もできますがレイアウトが崩れて調整が必要になることがありますのでプレゼン資料を作成する時はプロジェクターなどの画面で発表するのが主となるかあるいは紙の資料として共有するのが主となるかあらかじめ使い方を想定してスライドのサイズを設定しておくことをおすすめします

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