技術力と歴史を体現した企業のランドマーク

  • 企業

髙松建設株式会社(本社:大阪府大阪市)の築50年を超えていた港区芝の東京本社は、2020年より高層ビルへの建替えに着手し、2023年6月に竣工しました。新社屋は流線型を取り入れた柔らかみのあるデザインとなっており、髙松グループが培ってきた技術とノウハウを活かした地下1階地上18階建、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)評価認証Aを取得した環境配慮型オフィスビルです。
工事着手のタイミングで新型コロナウイルス感染症が流行し、働き方の変化に対応できるよう設計変更などもあったなか、働き方の多様性を実現するべくAVシステムの構築が行われています。

アプローチ

TCGビルのシンボルモニュメント

髙松コンストラクショングループの未来に向け、ものづくりの心と技を体現するTCGビル。1階インフォメーションカウンターの壁面をアーチゲートに見立てたLEDビジョンは圧倒的な存在感を放ちます。 

導入機器

  • LEDビジョン

LED大画面が共有感を高める
役員会議室

役員会議室は、最後方まではっきりと情報を視認できる136インチLEDビジョンを採用しているのが大きな特長です。更にはシーリングマイクやPTZカメラ、AVコントロールも実装し、オフライン・オンライン共に重要な会議の細かなニュアンスまで共有することができます。 

導入機器

  • LEDビジョン

  • ラインアレイスピーカ

  • PTZカメラ

  • AVコントロールタッチパネル

  • 機器収納ワゴン

  • シーリングマイクロフォン

  • 壁掛けディスプレイ

音と映像による心地よい空間
レセプションルーム

高層階に用意されたレセプションルームは、グループ会社間の交流や新たなイノベーションの創出の場として心地よい空間を演出します。120インチの大画面スクリーンと2台の可搬式ディスプレイ、マイクシステムなどのAVシステムは臨場感あふれるイベントを実現します。加えてタッチパネルのワンタッチ操作で隣接する会議室と連結することで、大規模なイベント会場に早変わりします。 

導入機器

  • 120インチプロジェクタスクリーン

  • 55インチ液晶ディスプレイ

  • レーザープロジェクタ

  • 天井スピーカ

  • 機器収納ワゴン

  • AVコントロールタッチパネル

離れた場所でも意思伝達を可能とする
朝礼システム

1つのエリアに集合せず、各フロアから朝礼に参加できる仕組みを構築しました。可搬型の超短焦点プロジェクタから発表者のカメラ映像をスクリーンへ表示します。コミュニケーションによる意思疎通を図れるとともに、移動を無くすことで効率性を高めています。

導入機器

  • 超短焦点プロジェクタ

  • PTZカメラ

クライアントボイス

納得できる提案で、
ストレスなくプロジェクトを
進行できました。

プロジェクトに取り組まれていた髙松コンストラクショングループ経営管理本部 情報システム部 課長の國峯友彦様、髙松建設 設計本部 本部長の松山和彦様、押谷崇之様にお話をお伺いしました。

髙松コンストラクショングループ 國峯友彦様
セッティングフリーをコンセプトに
提案を依頼しました。
主に会議室などにおいては、可能な限りユーザーが触るものを少なくする、セッティングを排除するということをコンセプトに提案依頼をさせていただきました。ワイヤレスプレゼンテーション機器は提案いただいた中から、パソコンに接続する送信機(ドングル)が不要な製品を採用しました。こちらの良い点は機能の多様性です。従来、メインのスクリーンでは見にくいエリアへモニタを配置したりしていたのですが、これを使えば複数の個人端末へ資料映像を一斉に提示することもできます。これらの設定は、AV操作タブレット上から行えるため非常に使い易いです。机上には何も置きたくないという要望もお伝えし、各会議室へビデオバーをディスプレイ下に設置する形になりましたが、部屋がすっきりしただけではなく機器を意識せず会議ができる点も良かったと思います。AV操作タブレットの画面も分かりやすく、隣接する会議室とも連結可能なレセプションルームでは、分割・連結の切り替えやBGMの音量調整などを行えますが、別の社員に操作を任せた際もすぐに対応することができました。ワイヤレスなのでどこにいても操作できる点も便利です。
髙松建設 松山和彦様
社長の想いをどのように実現し、
どう活かしていくか。
象徴的な1階受付を囲むような映像表示は、社長の髙松の考案からスタートしました。グループ企業の入る総合ビルの顔としてふさわしいものを、という社長の想いをどのように実現できるのか、プロジェクションマッピングやガラスシートなど様々な映像表現を検討しましたが、自然光などの環境や法的な制約を考慮した結果、LEDビジョンを採用することになりました。実際に設置してみたところ、大型映像表示はとても目を引くものなのだなと改めて感じており、外を歩く方の視線が集まってくる点を活かし、更にコンテンツを充実させ面白いものを作っていきたいという想いがあります。
ストーリー性と高品質を兼ね備える
役員会議室に。
役員会議室は、映像の更なるサイズアップを図ることになり、検討段階では狭額ベゼルのマルチディスプレイ表示も候補にありましたが、実際に比較・体感する場を設けていただいた上で75インチディスプレイ2台から136インチのLEDビジョンへ更新することになりました。お客様を招待して会議を行うシーンもある部屋ですので、1階と同じくLEDによる表示を行うことでストーリー性も生まれ良かったと思います。また、導入いただいたシーリングマイクは誰も触る必要がなくコンセプトにマッチしているほか、前方で喋った人の声が後方のスピーカで補助拡声される(ボイスリフト)ため聞き取りやすく、それがとても自然で感動しています。社内でオフィスツアーをした際も、その場にいた全員が驚いていました。
相談しやすく、
提案にも信頼できました。
映像システムの岩井さんと岡部さんは中身は“職人”なのですが、お人柄から相談しやすく、提案も納得できるだけでなく膝を打つものも提示いただき信頼できました。また、こちらからの説明もすぐに理解いただけるので、ストレスなくプロジェクトを進めることができました。今後また何か取り組む際には、もっと色々できそうだなと感じています。
左から:髙松コンストラクショングループ 國峯友彦様、髙松建設 松山和彦様、押谷崇之様、映像システム 岡部修久(設計)、岩井森(営業) 
導入事例一覧へ
前へ

関連ソリューション

関連事例

分類・タグから探す

施設分類
タグ

新規導入をご検討の方へ

  • お問い合わせ

    小さなことでも
    お気軽にご相談ください。
    最適なソリューションを
    ご提案いたします。