創立70周年を迎える学校法人昭和学院は、千葉県市川市にキャンパスを構える学校です。幼稚園、小学校、中学校・高等学校、短期大学を有し、明敏謙譲(明朗にして健康で、自主性に富み、謙虚で個性豊かな人間)を理念に掲げています。2007年度小学校の竣工を皮切りに、2009年まで伊藤記念ホール、中学高等学校が整備されました。また今後、幼稚園や中学高等学校体育館の整備も予定されており、AV設備の導入も計画されています。それぞれ利用する先生、生徒は異なりますが、システムの基本的な操作性は統一されています。再整備計画も完成に向かう中、各学校で特徴的な設備を取材させていただきました。
本プロジェクトのポイント
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2007年度小学校の竣工を皮切りに2009年まで伊藤記念ホール、中学高等学校が整備
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CALL/CAI教室、体育館、ホールなど幼稚園から短期大学まで様々な設備を納入
アプローチ
昭和学院中学校・高等学校
クラスルーム
各クラスルームには、全館放送用のディスプレイが設置されています。先生が教室に持込んだパソコンやDVDなどをディスプレイに投映できるようになっています。何とディスプレイは、小学校にも設置されているそうです。
パソコン教室(CALL/CAI教室)
語学及び情報処理教育を行うパソコン教室も充実しています。特に、CALL教室の生徒用パソコンは、自由で円滑なグループワークを行うためにラップトップパソコンが採用されました。よりコミュニケーションが取りやすい配慮がなされています。
プラネタリウム
理科教室の隣にある分厚い扉を開けると、広々とした空間が広がります。そこは、理科実習の一環として作られた座席数41席のプラネタリウムです。実習の前後、教材提示として利用される予定です。
放送室
生徒が各クラスルームへ向けて放送を行うためのスタジオ設備を有します。この教室から様々な情報が発信されます
伊藤記念ホール
このホールでは式典だけでなく、公開講座やオープンキャンパスなど、重要なイベントが行われます。舞台袖と映写室での2ヶ所操作はもちろん、他にも本格的なホール設備を備えています。
伊藤記念ホールの前には、「創立記念館」という建物があります。創立記念館は創立者伊藤友作氏の自宅として使われたもので、当時の建物に改修を重ねて移設したものです。 創設時の建造物と、未来に向けて建設された校舎が共存するキャンパスに今年もたくさんの生徒が入学し、新たな歴史を刻んでいくことでしょう。