株式会社リトルユニバース(本社:沖縄県浦添市)は、2024年4月29日(月)に「Little Universe OKINAWA(リトルユニバース オキナワ)」を沖縄県豊見城市の大型商業施設「イーアス沖縄豊崎」内にオープンしました。デジタル空間演出×ミニチュア×ARなどの最新テクノロジーが融合した新感覚ハイブリッドエンタメ施設「Little Universe OKINAWA」は”小さな世界:Little Universe”が無限に広がり、いろんなアソビのカタチがつまった、新しいテーマパークです。
日常の世界から非日常の世界へと誘う∞トンネルを抜けると鏡の無限空間が登場します。鏡と光が織りなす幻想的な空間の先に18世紀の琉球王朝や1980年代の東京など複数のミニチュアを展示し、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に登場する「第3村」を1/80スケールで再現したものも公開しました。ミニチュアエリアの一部では、ARなどの最先端技術をかけ合わせて楽しめる新感覚のコンテンツを用意しています。
当社は、『エントランス』、『 ∞トンネル』、『琉球王朝』、『RYU-KYU Universe』、『芝生広場』の各エリアにおいて、独創的なコンテンツを再生するデジタル空間演出に必要な映像音響設備を導入しています。
本プロジェクトのポイント
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出口にかけて段々と低くなる不思議な『∞(無限大)トンネル』
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鏡が織りなす映像作品展示『THE Kaleidoscope』
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沖縄を360°没入体感できる『RYU-KYU Universe』
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立体プロジェクションマッピングを楽しめる『芝生広場』
出口にかけて小さくなっていく不思議な「∞トンネル」


『∞(無限大)トンネル』は出口に向かって小さくなっていく、永遠に続くかのような不思議なトンネル。まるで自分が小さくなってミニチュアの世界に吸い込まれるような感覚を味わうことができるこの空間は、トンネルに合わせたプロジェクションマッピングと音響システムによって演出されています。
鏡が織りなす映像作品展示『THE Kaleidoscope』



『The Kaleidoscope』はテクノロジーとアートが融合した映像空間です。プロジェクタで投影された沖縄の透き通る海、カラフルな魚たち、光に揺れるサンゴ礁が、ミラーとクリスタルに反射して幻想的なアートとして視界いっぱいに広がります。
沖縄を360°没入体感できる『RYU-KYU Universe』


『RYU-KYU Universe』は、首里城、首里金城町石畳道、国際通り、やんばるの海など、沖縄を代表する風景を360°プロジェクションマッピングで映し出し自由な姿勢でリラックスしながら体感できます。
立体プロジェクションマッピングを楽しめる『芝生広場』


『芝生広場』は、国立劇場おきなわのミニチュアにプロジェクションマッピングで映像を投影し、没入感溢れる映像と交響曲を体感できます。ここでは2台のプロジェクタと高品質のオーディオシステムがその空間を演出します。
クライアントボイス
本プロジェクトに取り組まれていた株式会社 リトルユニバース スポンサー・マーケティング部 堀田 麻衣様にお話しを伺いました。
沖縄の素晴らしい文化を伝えていきたいという想い
リトルユニバースの経営母体であるアイム・ユニバースは本社が東京にあり、「世の為人の為になる」を理念とし戸建て販売や公共事業を請け負う不動産デベロッパーです。もともと沖縄に支社があり、社長が沖縄の素晴らしい文化を伝えていきたいという想いから、沖縄から世界へ発信するコンテンツビジネスを行う目的で、新しくリトルユニバースという会社をつくり、Little Universe OKINAWAを開業しました。
新しいエンタメ施設と沖縄をどう掛け合わせるか
前例がない施設ということで、手探りをしながら一つ一つのコンテンツを立ち上げることが一番苦労したポイントです。またクリエイティブチームがほぼ東京在住であることもあり、沖縄の風土にどう施設をフィットさせていくかが今後の課題だと考えております。『RYU-KYU Universe』では沖縄の方にとって馴染み深い場所、観光客の方にとっては印象深い場所を取り上げているので、実際に皆さんが目にしている景色をどう新しい体験に変えられるか、という点に気を付けて制作しました。
新感覚の体験
訪れたお客様からは、特に『RYU-KYU Universe』の映像美と音響に対する評価が素晴らしく、まるで沖縄の街を旅行しているかのような新感覚の体験ができた。と喜びの声をいただいております。
プロジェクトを通して感じた愛情と熱、そしてこれから
グランドオープンに向けて施設が具体化していくに従い次々に現れた様々な技術的な課題を、映像システムのご担当者には非常に丁寧に細かく臨機応変にご対応いただき大変感謝しております。技術屋さんでもありながら、その仕事ぶりの芯には物作りに対する愛情と熱が感じられ、心強かったです。時間とコストの問題もありますが、没入感を増すための音響設計については今後もご相談、改善の余地があるかもしれません。
2024年7月20日(土)には『RYU-KYU Universe』に新コンテンツが登場しました。また新エリア『リトレール』も追加され、”進化するテーマパーク”として何度来ても楽しいテーマパークを目指して参ります。




